全ての音大生が理想のキャリアを歩める文化を音大につくろう!
こんにちは☀︎
音大生専門キャリアアドバイザーのやまなかです。
今回はわたしが思う
音大のキャリアに関する課題、
そしてわたしがしている音大生のキャリア支援の目的をお伝えさせてください♩
こんな音大生が増えたら良いな、
こんな活動をしたら
音大生活がもっと充実したものになるんじゃないかな、
そんな話です。
結論、
わたしが音大生のキャリア支援をしている目的は
『全ての音大生が
理想のキャリアを歩める文化を音大につくること』
です。
“ キャリア支援 ” と言うと= “ 就活支援 ” と
捉えられがちですが、
実際はそうではありません。
キャリアの語源は、
「車輪のついた乗り物
(荷車を想像すると良いかも)」
↓
「車輪の通った後の轍(わだち)」
とされていて、
過去に歩んできた道のりや
荷車に乗せてきた経験、経歴を表しています。
「職業・職歴」という意味合いから、
「人生そのもの」「人生の行き先」
という意味もあって、
歩んできた過去、
積み重ねた経験、
これから目指す道、
全てひっくるめて「キャリア」だと
わたしは考えています。
つまり、
これまで歩んできた道、
積み上げた経験をきちんと理解し、
これから歩みたい道を決める、
ということです。
理想のキャリアを歩むためには、
理想のキャリアを描くこと
(=キャリアデザイン) から始まります。
わたしは音大生に、
自分とがっつり向き合い、
今後の理想の生き方をしっかり考え、
自分の意思で職業選択をして、
目的に向かってわくわくしながら
音大を卒業していってほしい。
そのための支援がしたくて活動を続けています。
音大生活も3年生〜4年生を迎える頃になると、
卒業後の進路をなんとなく考え始めるようになります。
その時多くの音大生が、
「このままの生活を送っていたら卒業後いったいどうなるんだろう…?」
と、漠然とした不安を抱えることになるわけです。
そしてその不安を解消しないまま
卒業してしまうと、、、
不安を先延ばしにしてなんとなく進学したり、
不安をそのままなんとなく
演奏を続けるフリーターになったり、
成り行きで内定をもらった企業に就職しても
全然しっくりこなかったり、
もやっとした日々を送ることになる可能性が
非常に高かったりします。
大多数の音大生はみんな真面目ですから、
(超良い意味で‼︎)
これまで目の前の学業と実技に
ひたすら真摯に向き合ってきました。
1年生や2年生の時から卒業した時のことを見据えて
ビジネススキルを磨いている人なんて
音大ではスーパー希少人物ですよね。
そしてここが
音大が抱える課題点だと思っているんですけど、
進路を考え始めるに “ 適した時期 ” に
キャリアを “ 考えるきっかけ ” や
考えるための “ 情報 ” が足りていないということ。
フォローできている音大は少数でしょう。
自身の音楽にとことん打ち込むことができる。
それは音大が提供してくれる、
とても恵まれた素晴らしい環境だと思います。
実際にその環境には今もとても感謝しています。
だけど、
じゃあ4年間ただひたすら実技だけに打ち込み、
将来についてあまり考えないまま
卒業してしまうことが良いことなのかと言ったら、
わたしの答えは断然NO‼︎です。
大学は卒業後の面倒まで見てくれません。
人生路頭に迷う…
漠然とした不安に襲われながら生きていくなんて、
充実した生活とは言えないですよね。
音大生活を在学中も卒業後も
より良いものにするのであれば、
とことん音楽に打ち込む環境と
卒業後の人生(=キャリア)を考える環境と
この2つがセットである必要がめちゃくちゃあると思っています。
自分のやりたいことを見つけ出し、
それを叶えることにわくわくしながら卒業する。
卒業を新たなスタート地点にして巣立つ。
そんな音大生でいっぱいになったら素敵だなと思います。
目指せキミも素敵音大生・素敵音大卒♩
だがしかし、わたしの知る限り
現状大学内だけではキャリアを考える時間が
十分に用意されているとは言えません。
わたしが現役生だった時は今よりももっと
キャリアに関する環境が整っていなくて、
自ら外部機関に助けを求めに行きました。
当時自分が助けてもらったように今度はわたしも、
より音大生に身近な立場で
わくわくするキャリアを歩む素敵な音大生を増やす、
その一助になれることを願っています😌✨
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○きょうのしつもん○
Q. あなたはこれまでどんな音大生活を送ってきましたか?
Q. 卒業後の生き方を考えたことはありますか?
Q. あなたの想像した卒業後のあなたはどのくらいイキイキとしていましたか?
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最後までありがとうございました🙇♀️🙇♀️
またお会いしましょう〜🌻